2011年08月05日
消費電力調査(エアコン)
電力会社の"節電のお願い"というチラシが"使用量のお知らせ"と一緒に入っていました。当然、節電はする訳ですが、電力会社に言われると腹が立ちますね。

チラシでもあるように家庭での消費電力量ダントツ1位がエアコンなのは有名は話ですね。一般にエアコンの節電に関しては以下のことが言われています。
1.設定温度は28℃が理想。(1℃変えただけで約10%の節電)
2.フィルタをまめに掃除する。
3.窓からの熱気を防ぐため、すだれやよしず、カーテンやブラインドで日差しを遮る。
4.扇風機を併用する。(冷気が偏らないようにする為)
5.室外機の上に日よけを作ったり、板をのせるなど直射日光にさらされないようにする。
壁とのすきまを作り風通しを良くする。
6.風向は冷房の場合、上向き(水平)にする。(冷たい空気は下に溜まりやすい為)
7.風量は自動運転にする。(弱風や微風よりも、自動運転の方が1番効率がよい為)
8.種類は除湿では無く冷房にする。
以上をほぼ実施したうえで計測してみました。エアコンの消費電力は外気温や室内温度など環境に大きく左右され、定量的に判断することは非常に困難とされていますが、ほぼ室温が同じ32℃、天候は晴れ、夜21時頃に数日間かけて計測しました。ちなみにエアコンを使用するのはもっぱら夜の21時頃です。
実際に計測して判ったこと
1.待機電力
以前、待機電力を1日計測した結果が0KWで、エアコンの消費電力は無いと思っていましたが誤りでした。コンセントを挿した状態では何時間経とうと電力消費はありませんでしたが、一旦電源ボタンを押してエアコン稼動させると電源を切っても待機電力は5KWを維持しました。また、稼動時間によって電源を切ってからの待機電力はかなり変動しました。大きい場合は20KWを暫く維持しました。よって、やはり一般に言われるようにエアコンの待機電力はバカにならないので、コンセントを抜いた方が良さそうです。
2.エアコンの稼動時間
エアコンは電源投入直後が一番消費電力が高く、部屋の温度が下がるとコンプレッサーの運転時間が調整され消費電力が下がっていきます。下がった温度維持の電力消費は低く抑えられる為、長く稼動させるほど電力消費効率は良くなっていきます。実際、30分稼動時は0.23KWですが60分稼動時は0.29KWでした。時間は2倍でも電力消費は1.26倍です。なのでちょっとだけエアコンつけて後はガマンというのは勿体無い使い方と言えそうです。
つまり、30分だけつけて室温が下がったら電源を切り、室温が上がってきたらまた30分だけつけるという使い方は、電力消費、電気代の観点からは最悪の使い方になります。暑い日はガマンせずに28℃に温度設定して数時間は自動運転で稼動させるのが良いのではないかと思います。冷す必要が無いならコンプレッサーは自動で止まりますので。

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1.設定温度は28℃が理想。(1℃変えただけで約10%の節電)
2.フィルタをまめに掃除する。
3.窓からの熱気を防ぐため、すだれやよしず、カーテンやブラインドで日差しを遮る。
4.扇風機を併用する。(冷気が偏らないようにする為)
5.室外機の上に日よけを作ったり、板をのせるなど直射日光にさらされないようにする。
壁とのすきまを作り風通しを良くする。
6.風向は冷房の場合、上向き(水平)にする。(冷たい空気は下に溜まりやすい為)
7.風量は自動運転にする。(弱風や微風よりも、自動運転の方が1番効率がよい為)
8.種類は除湿では無く冷房にする。
以上をほぼ実施したうえで計測してみました。エアコンの消費電力は外気温や室内温度など環境に大きく左右され、定量的に判断することは非常に困難とされていますが、ほぼ室温が同じ32℃、天候は晴れ、夜21時頃に数日間かけて計測しました。ちなみにエアコンを使用するのはもっぱら夜の21時頃です。
実際に計測して判ったこと
1.待機電力
以前、待機電力を1日計測した結果が0KWで、エアコンの消費電力は無いと思っていましたが誤りでした。コンセントを挿した状態では何時間経とうと電力消費はありませんでしたが、一旦電源ボタンを押してエアコン稼動させると電源を切っても待機電力は5KWを維持しました。また、稼動時間によって電源を切ってからの待機電力はかなり変動しました。大きい場合は20KWを暫く維持しました。よって、やはり一般に言われるようにエアコンの待機電力はバカにならないので、コンセントを抜いた方が良さそうです。
2.エアコンの稼動時間
エアコンは電源投入直後が一番消費電力が高く、部屋の温度が下がるとコンプレッサーの運転時間が調整され消費電力が下がっていきます。下がった温度維持の電力消費は低く抑えられる為、長く稼動させるほど電力消費効率は良くなっていきます。実際、30分稼動時は0.23KWですが60分稼動時は0.29KWでした。時間は2倍でも電力消費は1.26倍です。なのでちょっとだけエアコンつけて後はガマンというのは勿体無い使い方と言えそうです。
つまり、30分だけつけて室温が下がったら電源を切り、室温が上がってきたらまた30分だけつけるという使い方は、電力消費、電気代の観点からは最悪の使い方になります。暑い日はガマンせずに28℃に温度設定して数時間は自動運転で稼動させるのが良いのではないかと思います。冷す必要が無いならコンプレッサーは自動で止まりますので。


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Posted by planetia at 21:08│Comments(0)
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