2012年08月28日
さまよう刃(東野圭吾著)
「さまよう刃」の原作を読んで。映画とは違ってやはり原作は面白かったです。一気読みしました。途中冗長な箇所はありましたが、やはり東野圭吾、それなりに読ませますね。少年法の問題提起をベースに復讐に燃える父親の追走劇が繰り広げられます。少年法の矛盾と復讐の是非に揺れ動く関係者の心理描写が丁寧に描かれています。ただ、少年法についてはさほど深く掘り下げていません。また、主犯の少年についても人物像を深く描いていません。なので、想像していたよりもヘビーではありませんでした。
原作を読むと、先日レビューした映画がどれほどの駄作であるか良く判ります。2時間テレビドラマでも文句を言いたくなるようなこの出来栄えで1800円の劇場鑑賞代をとろうと言うのだから呆れます。原作をここまで変えてしまった監督は読解力があるのかと疑いたくなります。ラストまで陳腐なオチに変えやがって!台無しです。ストーリーより映像重視の人ですね。こーゆー人はCMとPVだけ作って映画には手を出さないで欲しいものです。ましてや人気小説家の映画化なんかしないで欲しい。…逆か、実力が無いから人気小説をやるのか。

映画「さまよう刃」
原作を読むと、先日レビューした映画がどれほどの駄作であるか良く判ります。2時間テレビドラマでも文句を言いたくなるようなこの出来栄えで1800円の劇場鑑賞代をとろうと言うのだから呆れます。原作をここまで変えてしまった監督は読解力があるのかと疑いたくなります。ラストまで陳腐なオチに変えやがって!台無しです。ストーリーより映像重視の人ですね。こーゆー人はCMとPVだけ作って映画には手を出さないで欲しいものです。ましてや人気小説家の映画化なんかしないで欲しい。…逆か、実力が無いから人気小説をやるのか。

映画「さまよう刃」
タグ :さまよう刃
ひまわり (新川帆立 著)
成瀬は信じた道をいく (宮島 未奈 著)
汝、星のごとく 凪良ゆう (著)
方舟を燃やす 角田光代 (著)
川のほとりに立つ者は (寺地はるな 著)
可燃物 (米澤 穂信 著)
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Posted by planetia at 21:30│Comments(0)
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