2011年05月08日

完全なる首長竜の日

答えが載っていない"なぞなぞ本"はモヤモヤするので最初から読みたくないと思う方です。でもこの本は読んでしまいました。このミステリーがすごい!大賞第9回(2011年)大賞受賞の乾緑郎デビュー作「完全なる首長竜の日」です。映画の「インセプション」を超える面白さと絶賛されているらしいです。夢と現実が交錯するお話ですが、普通に読むと絶賛するほどの作品には思えません。確かに読みやすくはありますが、ラストのオチもかなり早い段階で予想がつきますし、しっくりこない読後感です。ですがこれ、乾くるみの「イニシエーション・ラブ」と同様、結末が判ってから読み返すと面白いです。結構、凝ってます。判りやすいところは自分なりに解釈できたのですが、まだなんか腑に落ちない部分が結構あります。私の想像力では、このなぞなぞは高度過ぎるので、どなたか解説サイトを立ち上げて頂けないでしょうか。



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Posted by planetia at 09:49│Comments(0)
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