2010年12月31日
面白かった本勝手にランキング2010
今年読んだ本の中で面白かった本を勝手にランキングしてみました。

1.白夜行
来月、堀北真希、高良健吾で映画化される白夜行は東野圭吾の代表作といっていいと思います。大変面白いです。1973年から1992年までの19年間の長編小説ですが一気に読めちゃいます。読んでいるときも面白いですが、読後も余韻に浸れてじわじわきます。この物語は個人的には沢尻エリカに演って欲しかった!

2.幻夜
東野圭吾は認めていないそうですが明らかに白夜行の続編だと思います。白夜行の3年後、1995年の阪神・淡路大震災から始まります。主人公の心理描写を排除していた白夜行とは逆の演出なので怖さという意味では白夜行ほど怖くはありませんが、逆に感情移入はしやすいです。深田恭子のWOWOWドラマを放映中ですが、やはり沢尻エリカに演って欲しかった!

3.13階段
第47回江戸川乱歩賞の高野和明の13階段は非常に良く出来たミステリーだと思います。飽きさせることなく一気に読ませてくれます。最後のどんでん返しも見事です。裁判員制度が始まって陪審員が人ごとではなくなった今、この本は読んでおいた方がいいかも。

4.イニシエーション・ラブ
読み終わっても何の変哲も無い恋愛小説でした。トリックが判るとええぇ~!?相当のけぞります。すぐに再読しました。詳しく解説しているサイトを見てもう一度確認しながら再読しました。少なくとも3回は楽しめる小説です。舞台が静岡なので静岡の人はさらに楽しめます。

5.たのしい不便―大量消費社会を超える
大量消費社会に疑問を持った毎日新聞記者が自ら実践した不便の記録。よくあるエコ本・節約本とは一線を画す本です。大変考えさせられる本でした。あとがきはちょっとショックな事が書かれています。

6.本多勝一はこんなものを食べてきた
本多勝一が少年時代食べてきたものを綴った漫画本なんですが非常に気に入りました。悲惨な話もありますが漫画の多くはコミカルで登場人物は皆いい味を出しています。いつもお腹を空かしている勝一少年(しょうちゃ)は何でも食べます。現代に比べれば貧しいはずの当時の質素な食事は不思議と皆美味しそうです。実際、当時の食事の方が美味しく豊かで、現代の一見豊かそうに見える食事は実は不味くて貧しいのだろうと気付かせてくれる本です。

7-8.グロテスク(上)(下)
単なるフィクションだったらこの順位にランキングしていませんでした。相当、グロい話で後味悪!って思って終わってたと思います。読んでから知りました。この小説、実話をモチーフに書かれたフィクションなんですね。実際の事件をネットでググってから、この小説が本当かも知れないと思うと、なんとも言えない気持ちになります。どれ位真実に迫っているのか判らないですがすごい小説です。


9.スローライフ―緩急自在のすすめ
メディア最前線のニュース・キャスターだった筑紫哲也が「スロー」に生きることの意味と可能性について語っている興味深い本です。語り口は筑紫哲也そのもので読みやすく判りやすいです。

10.神去なあなあ日常
2010年本屋大賞4位。タイトルに日常とあるように日常の話なんですが、なんか面白いです。林業に興味がある人も無い人も楽しめます。


1.白夜行
来月、堀北真希、高良健吾で映画化される白夜行は東野圭吾の代表作といっていいと思います。大変面白いです。1973年から1992年までの19年間の長編小説ですが一気に読めちゃいます。読んでいるときも面白いですが、読後も余韻に浸れてじわじわきます。この物語は個人的には沢尻エリカに演って欲しかった!

2.幻夜
東野圭吾は認めていないそうですが明らかに白夜行の続編だと思います。白夜行の3年後、1995年の阪神・淡路大震災から始まります。主人公の心理描写を排除していた白夜行とは逆の演出なので怖さという意味では白夜行ほど怖くはありませんが、逆に感情移入はしやすいです。深田恭子のWOWOWドラマを放映中ですが、やはり沢尻エリカに演って欲しかった!

3.13階段
第47回江戸川乱歩賞の高野和明の13階段は非常に良く出来たミステリーだと思います。飽きさせることなく一気に読ませてくれます。最後のどんでん返しも見事です。裁判員制度が始まって陪審員が人ごとではなくなった今、この本は読んでおいた方がいいかも。

4.イニシエーション・ラブ
読み終わっても何の変哲も無い恋愛小説でした。トリックが判るとええぇ~!?相当のけぞります。すぐに再読しました。詳しく解説しているサイトを見てもう一度確認しながら再読しました。少なくとも3回は楽しめる小説です。舞台が静岡なので静岡の人はさらに楽しめます。

5.たのしい不便―大量消費社会を超える
大量消費社会に疑問を持った毎日新聞記者が自ら実践した不便の記録。よくあるエコ本・節約本とは一線を画す本です。大変考えさせられる本でした。あとがきはちょっとショックな事が書かれています。

6.本多勝一はこんなものを食べてきた
本多勝一が少年時代食べてきたものを綴った漫画本なんですが非常に気に入りました。悲惨な話もありますが漫画の多くはコミカルで登場人物は皆いい味を出しています。いつもお腹を空かしている勝一少年(しょうちゃ)は何でも食べます。現代に比べれば貧しいはずの当時の質素な食事は不思議と皆美味しそうです。実際、当時の食事の方が美味しく豊かで、現代の一見豊かそうに見える食事は実は不味くて貧しいのだろうと気付かせてくれる本です。

7-8.グロテスク(上)(下)
単なるフィクションだったらこの順位にランキングしていませんでした。相当、グロい話で後味悪!って思って終わってたと思います。読んでから知りました。この小説、実話をモチーフに書かれたフィクションなんですね。実際の事件をネットでググってから、この小説が本当かも知れないと思うと、なんとも言えない気持ちになります。どれ位真実に迫っているのか判らないですがすごい小説です。


9.スローライフ―緩急自在のすすめ
メディア最前線のニュース・キャスターだった筑紫哲也が「スロー」に生きることの意味と可能性について語っている興味深い本です。語り口は筑紫哲也そのもので読みやすく判りやすいです。

10.神去なあなあ日常
2010年本屋大賞4位。タイトルに日常とあるように日常の話なんですが、なんか面白いです。林業に興味がある人も無い人も楽しめます。

ひまわり (新川帆立 著)
成瀬は信じた道をいく (宮島 未奈 著)
汝、星のごとく 凪良ゆう (著)
方舟を燃やす 角田光代 (著)
川のほとりに立つ者は (寺地はるな 著)
可燃物 (米澤 穂信 著)
成瀬は信じた道をいく (宮島 未奈 著)
汝、星のごとく 凪良ゆう (著)
方舟を燃やす 角田光代 (著)
川のほとりに立つ者は (寺地はるな 著)
可燃物 (米澤 穂信 著)
Posted by planetia at 12:42│Comments(0)
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