e-planetia

マット・デイモン主演のボーンシリーズはとても好きで3部作の完結であるボーン・アルティメイタムは何度も視聴しています。地上波放送でハードディスクに録画したものをちょっとのつもりで観始めると最後まで観てしまいます。本当に良く出来てます。ボーンシリーズと比べると先日観たダイ・ハードはお子様映画に思えます。ストーリー自体は単純で3部作にして引っ張るほどの結末ではりませんが、その渋い作りは本当に引き込まれます。素晴らしいのはカメラワークです。観客がぎりぎり判る程度にチョイ見せで短い映像を繋いでみせたり、車の後部座席から撮ったり、これが絶妙なのです。手持ちカメラのぶれ方もリアル感があって本当に絶妙。格闘シーンもなかなかみせてくれます。相手が凶器なのに対しボーンはタオルや雑誌などその辺にあるもので戦うのがいい。アルティメイタムで好きなシーンはジェイソン・ボーンが殺し屋からニッキー・パーソンズを助けるシーン。派手派手アクションなんかよりよっぽど手に汗握ります。3部作で完結のはずが続編の製作が決まったようです。なんだそりゃという感じですが楽しみでもあります。