2023年09月17日

成瀬は天下を取りにいく (宮島未奈 著)

「成瀬は天下を取りにいく」は2023年出版、宮島未奈の青春小説、全208ページ。デビュー作ながら完売店続出で異例の大重版という話題作です。2021年第20回R-18文学賞で史上初のトリプル受賞した「ありがとう西武大津店」を含む宮島未奈氏のデビュー作はゲラの段階から多くの著名人から推薦コメントが寄せられるという異例づくしの小説、否が応でも期待が膨らみます。面白かったです。サクっと読めます。さて、この小説の主人公成瀬あかりなんですが「滋賀県大津市生まれで同市在住。一人でなんでもできてしまうがゆえ他人の目を気にすることなくマイペースに生きている。いつもスケールの大きなことを言うが日頃から口に出して種をまいておくのが大事だという考えを持っており、たとえ目標に届かなくても落ち込まない。将来の夢は二百歳まで生きること。」という優秀で変人でマイペースという魅力的な女学生です。他人の目を気にすることなくマイペースに生きてるところが読者に人気なんだと思います。そうそう、変人成瀬の行動なんですがなんかどれも似たような話を知ってるなぁと思って読んでいたんですが解りましたよ!関西のローカル番組のあれですよ、探偵ナイトスクープ!
成瀬は天下を取りにいく (宮島未奈 著)




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Posted by planetia at 12:56│Comments(0)
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