2024年04月21日

可燃物 (米澤 穂信 著)

「可燃物」は米澤穂信の警察ミステリー小説、2023年発行、280ページ。「王とサーカス」「黒牢城」の米澤穂信初の警察小説。全280ページで5つの独立した事件で構成されているのですぐに読めます。回りくどい展開が一切なくてそれでいてちゃんと謎解きミステリーになってます。1話50~60ページなのでさくっと読める分、正直小説の深みはありません。「黒牢城」のようにページをめくる手が止まらないみたいな感じにもなりません。2023年ミステリーランキング3冠達成!(「このミステリーがすごい!」第1位、「ミステリが読みたい!」第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位) は正直違和感あります。


2023/06/03
黒牢城 (米澤穂信 著)
「黒牢城」は米澤穂信の歴史小説、2021年発売、448ページ。直木賞はじめあらゆる賞を総なめにした人気小説。信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重が城内で起きる難事件を土牢の囚人黒田官兵衛の力を借りて解決していくミステリー時代小説。作家デビュー20周年の集大成ということでなかなかの大作です、面白かった…


2018/02/27
王とサーカス(米澤穂信著)
米澤穂信著、「王とサーカス」。『このミステリーがすごい!』 2016年版 国内編 第1位、『週刊文春』ミステリーベスト10 2015年【国内部門】 第1位、「ミステリが読みたい!」2016年版 国内篇 第1位と輝かしい絶賛を浴びた本作。期待してしまう訳ですが、期待したほど面白くありませんでした。終盤一気に物語が進行する…

  


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2024年04月14日

忍びの家 House of Ninjas

「忍びの家 House of Ninjas」は2024年2月配信のNetflixドラマシリーズ、シーズン1全8話。デイヴ・ボイル監督脚本、賀来賢人主演、忍びの家族が、家族としての繋がりと忍びの伝統を両立させようとする姿を描く。Netflix週間グローバルTOP10で1位獲得!予告編も面白そうだったので期待して視聴したんですが期待外れ。とにかくストーリー脚本が陳腐。まるで子供向け戦隊モノを観せられているよう。「るろうに剣心」シリーズを観た後だと本作のアクションシーンもイマイチな印象。監督を日本人にしなかったのは海外向けを意識したのかな?思えば忍者映画で面白かった映画の記憶無いです、良い題材なのに残念。

  


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2024年04月10日

ストレンジャー・シングス 未知の世界

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」はNetflixで配信されているアメリカのSFホラードラマテレビシリーズ。2016年から配信が始まって現在シーズン4で34話あります。幾つも賞を受賞している人気作で確かに面白い。面白いんですが私はシーズン3で飽きました。毎シーズン一応完結するんですが根本的な謎は明らかにされてなくて次シーズン同じような展開でストーリーが展開していきます。時代背景が実際の時代に沿って描かれるので飽きさせない工夫はされているんですが...飽きました。流石にシーズン3がちょっと中だるみした感あります。



  


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2024年04月07日

ブラザース・サン

「ブラザーズ・サン」は2024年1月に配信されたNetflixドラマシリーズ全8話。シーズン2の制作がキャンセルされシーズン1で打ち切りとなったドラマで面白く無いのかなぁと観始めたんですが全8話を2日で観終える面白さでした。台北の犯罪組織に所属するチャールズ(ジャスティン・チエン)が、謎の暗殺者によって家族が狙われたことをきっかけにロサンゼルスへと赴き、そこに住む母(ミシェル・ヨー)と弟(サム・ソン・リー)を守ろうとする話。台湾裏社会一家の戦いを通して家族のあり方を描き出す内容でキレキレアクションの合間に家族ドラマのコメディをいい感じで盛り込んでいて飽きさせない。裏社会で生きてきた兄とまさか自分の家族が犯罪組織だとは夢にも思わないヘタレ弟との交流が絶妙。何気に良作、打ち切り残念。

  


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2024年04月06日

アリアドネの声 (井上真偽 著)

「 アリアドネの声」は井上真偽の小説、2023年出版、304ページ。「巨大地震発生。地下に取り残された女性は、目が見えず、耳も聞こえない。光も音も届かない絶対的迷宮。生還不能まで6時間。想像の限界を超えるどんでん返し。」巨大地震に遭遇したスマートシティでドローンを使っての救出劇なんですが今時の時勢を背景にミステリ要素も盛り込んで非常にバランスよく構成されています。展開も早いので1日で読めます。面白いです。確かにラストはおおぉーってなりました。前半ドローンの技術説明がしんどいですが捜索劇から救出劇に変わったあたりからぐいぐい引き込まれます。


  


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2024年04月04日

終わらない週末

「終わらない週末」は2023年配信の。Netflixオリジナル映画、サム・エスメイル監督、ジュリア・ロバーツ主演。豪華俳優陣共演のサスペンススリラー。原作はルマール・アラムの同名小説。んーこれは観る人を選ぶ作品かなぁ。批評家の評価が良い割に一般の視聴者の評価は芳しくないらしい。つまんなくは無いけど、私もあまり好きな感じじゃないかなぁ、一応解説サイトや解説レビューを巡回したんですけど...、言わんとする事は解るんですけど...。


  


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2024年04月02日

不適切にほどがある! を観終えて

今期一番楽しみにしていたドラマでしたが期待どおりの面白さでした。エッジの利いた風刺コメディながら大笑いさせて感動もさせてホント凄い。今の時代も不適切というオチもグッド。クドカン天才。


2024/02/02
不適切にほどがある!
TBS系列金曜22時枠「不適切にほどがある!」は宮藤官九郎オリジナル脚本、金子文紀演出、阿部サダヲ主演、昭和のダメおやじの不適切発言が令和の停滞した空気をかき回す意識低い系タイムスリップコメディ。今期一番楽しみにしていたドラマ。クドカン脚本x金子文紀演出と言えば「タイガー&;ドラゴン」や「俺の家の話」の名コ…



  


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2024年03月31日

三体 Netflixシリーズ

「三体 Netflixシリーズ」は劉慈欣による長編SF原作小説のNetflixドラマシリーズ、2024年3月21日よりSeason1として8話構成で独占配信。このドラマ観たさでNetflix視聴を再開してしまった。世界的に大ヒットした中国のSF小説、難解との噂で映像化を待っていたらNetflixでドラマ化するというので心待ちにしていたんです。えーっと一応一気観できます。Seaso2を観てみないとってのはあるんですが、ちょっと期待しすぎたかも。レビューを閲覧しているとかなり原作を再構成して短縮しているらしくテンポはよいものの内容が浅いらしい。それはなんとなくドラマを観ていて感じました。入門編としては良くできているといったレビューもあって、このドラマを入口に原作を読むといいらしい。どうしよう?原作3部作を読んでSeason2か、Season2配信を待ってからの原作か。


  


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2024年03月30日

春になったら を観終えて

ドラマは増えたものの今期は不作で結局観たのは「春になったら」と「不適切にもほどがある」の2本だけでした。で、この「春になったら」も微妙で惰性で観続けたところもあります。脚本の福田靖があまり好みでないこともあってストーリー的には惹かれる部分はあまり無かったのですが映画のような演出は割と好みでした。で、やっぱり憲武の演技が最後まで違和感があって残念。中盤からは少し見慣れたもののやっぱりちょっと...。抑えめの脚本演出なので憲武演じる椎名雅彦役をあえて役者にせず、いかにも感をなくしたかったように感じたのですが普通に役者で観たかった。名脇役たくさんいますからね。レビューで古田新太の名前があがってたんですが確かにって思った。生瀬勝久とか藤芳正俳優とか西村まさ彦とかモロ師岡とかどう?


2024/02/12
春になったら
フジ系月曜22時枠「春になったら」は福田靖オリジナル脚本、奈緒、木梨憲武主演。3カ月後に結婚する娘と3カ月の余命宣告を受けた父のハートフルホームドラマ。「龍馬伝」「まんぷく」の福田靖、人気脚本家ですがあまり好みじゃないんですよね。最近で言うと「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」「未来へ…



  


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2024年03月29日

ヒップタッチの女王

「ヒップタッチの女王」は韓国JTBCにて2023年放送、全16話、演出は「私の解放日誌」のキム・ソギュン、脚本は「まぶしくて ―私たちの輝く時間―」のイ・ナムギュ、ハン・ジミン、イ・ミンギ主演、鄙びた田舎町を舞台に超能力を持つ獣医と熱血刑事が勃発する殺人事件に挑むファンタジーコメディサスペンス。 評判も良いし「私の解放日誌」は大好きな作品なので期待したんですけど3話で限界。いつまでたっても面白くならない、特にコメディ部が全くハマらなかった。


  


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2024年03月24日

御手洗家、炎上する

「御手洗家、炎上する」は藤沢もやし原作コミックのドラマ化、2023年配信、全8話、Netflixオリジナル、監督は平川雄一朗、脚本は「恋はつづくよどこまでも」「ペンディングトレイン」の金子ありさ、永野芽郁主演。ある一家の火事から始まる本格ホームサスペンス。くそつまんない。テンポは悪いし続きが気になる展開に全くならない、終盤一気に面白くなるのを期待して最終話まで観たんですが結局盛り上がらずに終わってしまった。原作は人気らしいのでやっぱり脚本かなぁ。

  


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2024年03月23日

医師チャ・ジョンスク

「医師チャ・ジョンスク」は韓国JTBCにて2023年放送、全16話、オム・ジョンファ主演、元医師の専業主婦から研修医へ転身する痛快ホームメディカルコメディ。口コミから視聴率が右肩上がりになったらしいドラマ。面白いです、腹抱えて笑った。「SKYキャッスル」のキム・ビョンチョルが笑える。
  


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2024年03月22日

還魂

「還魂」は韓国tvNにて2022年放送、シーズン1全20話、シーズン2全10話、イ・ジェウク、チョン・ソミン主演。魂を入れ変える還魂術によって運命がねじれた主人公たちがこれを乗り越え成長していくファンタジーロマンスドラマ。頑張って6話あたりまで観ましたが限界。とにかくテンポが悪すぎる。家族は全話観たそうで面白かったけどやはりテンポは悪いとの感想でした。「この恋は初めてだから」のチョン・ソミンは割と好きな女優さんなんですが無理だった。



  


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2024年03月17日

由宇子の天秤

「由宇子の天秤」は2021年公開の日本映画、春本雄二郎監督脚本、瀧内公美主演。女子高生いじめ自殺事件の真相を追うドキュメンタリーディレクターの主人公が自分の信念を揺るがす事態に直面した時、究極の選択を迫られる。良く練られた脚本演出で引き込まれます。ドキュメンタリーディレクターの主人公目線で話が進むので視聴者側も何をどうすべきか何度も選択を迫られ、まさしく天秤のように心を揺さぶられます。主演の瀧内公美、初めて知ったのは「大豆田とわ子と三人の元夫」だったかな。その後の出演作も含めて正直あまりパっとしない印象だったんですけど本作は良いです。あたかも正義感の塊のような感じで登場する主人公ですが正義感に酔ってる割とクズな部分の感じとか良かったです。メディアの危険性を体感させられながら“正しさ”とは何なのか?を突き付けてくる映画でした。もっと話題になってもいい作品だけどなぁ。
  


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2024年03月16日

First Love 初恋

「First Love 初恋」は2022年配信のNetflixオリジナルドラマ。監督脚本寒竹ゆり、主演満島ひかり、佐藤健。1990年代後半と2000年代、そして現在の3つの時代が交錯し20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる男女の物語。滅茶苦茶良かった、脚本演出とも素晴らしい。宇多田ヒカルの「First Love」、その19年後に発表された「初恋」、この2つの楽曲にインスパイアされたドラマということでやたらその部分ばかり宣伝するものだから正直敬遠してました。楽曲を元に作られた映画やドラマで面白かった試しがないので。Netflixの企画から監督指名の流れなので企画宣伝するのは解るんですが逆効果だと思う。ドラマのクオリティは企画の上をいってると思います。全9話のドラマですが全編映画のようなクオリティです。岩井俊二っぽいなぁと調べてみたらやっぱり監督脚本の寒竹ゆり、岩井俊二に師事してました。キャストで言えば八木莉可子と木戸大聖も良かった。ネタバレになるので内容は書きたくないのだけど、8話のラストが絶妙で全8話の寸止め演出でも良かったのになぁと思います。胸がきゅぅーってなります。でもまぁ、8話ラストからの9話で完全燃焼もそれはそれで良かったです。監督脚本寒竹ゆり、最近は殆ど作品を出していないのですが彼女を指名するあたりやっぱりNetflixは流石だなぁと思います。実際の時代背景を描きながらの20年余りの初恋のドラマ、一気観必至です、超オススメ。


  


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2024年03月14日

このサイテーな世界の終わり

「このサイテーな世界の終わり」は2017年に放送されたイギリスのダークコメディドラマ、原作はチャールズ・フォースマンによるグラフィック・ノベル。2018年よりNetflixで配信スタート、2シーズン各8話ですが1話20分程度なので一気観出来ます。人から勧められて鑑賞したんですけど面白かったです。序盤はちょっと苦手な奴かもって印象だったんですがだんだんハマっていきます。全く先が読めないこのドラマ、予備知識無しでの鑑賞をオススメします。静かなぶっとび映画といった印象ですが鑑賞後感は不思議と悪くありません。

  


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2024年03月10日

ジョン・ウィック:コンセクエンス

「ジョン・ウィック:コンセクエンス(John Wick: Chapter 4)」は2023年公開の米映画、「ジョン・ウィック」シリーズの第4作め。「イップ・マン」のドニー・イェン、真田広之が出演。回を重ねる度に劣化していく「ジョン・ウィック」シリーズですが今作も予想通り酷い仕上がり。真田広之の日本パートは観るに耐えない仕上がりだし、「イップ・マン」のドニー・イェンに関しては全く彼の良さが全く出ていない。もう一作目とは別物のゲテモノ映画になってしまった印象。なんだけど、ここまで変わり果てると別物の巨額製作費のB級映画として割り切れば割と観れます。


  


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2024年03月09日

ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜

「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」は2022年Netflix配信ドラマで全16話。脚本は「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」のキム・ウンスク、「太陽の末裔」のソン・ヘギョ主演。高校時代に絶望的ないじめを受けた女性が十数年を経て自分を苦しめた者へ復讐する衝撃のヒューマンスリラー。面白いです。派手な復讐劇じゃなくて静かにじわじわいく感じ。面白いのは面白いんですが、脚本がご都合主義なんですよね。「トッケビ」の時も思ったんですけどあれはファンタジーなのでまだアリなんですが復讐劇でご都合主義はちょっとなぁ。





  


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2024年03月08日

クイーンメーカー

「クイーンメーカー」は2023年Netflix独占配信、全11話、キム・ヒエ主演。財閥オーナー界に忠誠を尽くしてきた主人公が彼らに幻滅し人権派弁護士をソウル市長に当選させるために選挙戦に飛び込む物語。面白かったです。11話の尺でテンポいいです。そうそう財閥のモデル、ハンジングループだよなぁ、記者会見のシーン、ナッツ姫のあれですよねぇ?

  


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2024年02月25日

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は2022年韓国ENAチャンネルにて放送、全16話、脚本ムン・ジウォン、演出ユ・インシク、パク・ウンビン主演。天才的な頭脳と自閉スペクトラム症を持つ大手法律事務所の新人弁護士 ウ・ヨンウが様々な事件を解決し真の弁護士に成長するヒューマン法廷ドラマ。評判通り面白い。ウ・ヨンウ役のパク・ウンビンの演技が注目されていますがやっぱり脚本演出が素晴らしい。現代社会が抱える障がい者差別、優生思想、性差別、移民問題、超学歴社会、家父長制、そして大規模道路工事と小さな自治体の対立まで幅広く根深い社会問題を扱いながらコメディ演出を交えて重たくならないように非常にバランス良く作られています。ラブコメ演出も良いバランス。あらゆる人が安心して観れる社会派で視聴後感が良いという結構凄いドラマ。ちなみに脚本のムン・ジウォンは今作がドラマ初脚本だそうです。



  


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2024年02月12日

春になったら

フジ系月曜22時枠「春になったら」は福田靖オリジナル脚本、奈緒、木梨憲武主演。3カ月後に結婚する娘と3カ月の余命宣告を受けた父のハートフルホームドラマ。「龍馬伝」「まんぷく」の福田靖、人気脚本家ですがあまり好みじゃないんですよね。最近で言うと「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」「未来への10カウント」「オールドルーキー」と全部ダメダメだったし。様子見で3話まで視聴したけどやっぱり微妙。ノリさん今まで以上に演技ヘタなんですけど奈緒と濱田岳との絡みでなんとか観れる。3話までで先の展開が何となく予想が付いた事もあって微妙ながら視聴続行。

  


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2024年02月11日

青春をクビになって (額賀 澪 著)

「青春をクビになって」は額賀澪の小説、2023出版、224ページ。学生時代に魅了された古事記の研究に青春を捧げた35才のポスト・ドクターの話。契約期間の限られた講師として大学間を渡り歩く不安定な毎日で、さらにその講師の座すら危うく研究を続けるべきか否か苦悩するポスト・ドクターの話は結構衝撃的でお金にならない研究者の実態を垣間見る感じです。飽きさせないストーリー展開でさくっと読めます。
  


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2024年02月10日

サンクチュアリ -聖域-

「サンクチュアリ -聖域-」はNetflixオリジナルドラマで脚本金沢知樹、監督江口カン、主演一ノ瀬ワタル、全8話。問題のある家庭環境の素行の悪い主人公が相撲の世界に入り成長していく物語。昭和のスポ根漫画王道のような内容ですが、めちゃめちゃ面白かったです。このドラマきっかけで相撲を観るようになりました。今場所面白かった。力士にしか見えない俳優陣や本物にしか見えない両国国技館のセットなど魅力はたくさんあるのですが、やっぱりありそうでなかった角界のドラマが斬新で、ほんと何故今までなかったのか?なぜNetflixじゃないと製作できないのか?どうも日本のエンタメ業界はタブーが多すぎる。

  


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2024年02月08日

Everything Everywhere All at Once

「Everything Everywhere All at Once」は、2022年製作の米SF映画。ダニエル・クワンとダニエル・シャイナート脚本監督、ミシェル・ヨー主演、第95回アカデミー賞において作品賞、監督賞、主演女優賞など7部門を受賞した作品。私は全くハマらず、何が良いのかさっぱり解らなかった映画。鑑賞後に解説サイトを巡回しましたがやっぱり良く判らず。正直な感想を言えばくそつまんない。このくそつまんない作品がアカデミー賞を総嘗めした訳ですが、その高評価の理由は「マイノリティに焦点をあてつつ、誰にでもあてはまる普遍的・社会的なテーマを扱っていることが挙げられる。また、制作面やマルチバースの描き方に工夫が見られ、カオスながらリアリティのある世界観が展開されている。」という事らしい。なんのこっちゃ。この作品、くそつまんないうえに、まあまあのお下劣お下品な作品です。

  


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2024年02月05日

先生さようなら

日テレ系月曜深夜枠「先生さようなら」は八寿子原作コミックのドラマ化、渡邉真子脚本、Snow Manの渡辺翔太主演。いわゆるジャニ枠の短尺ドラマ。過去と現代が交錯する2つの恋物語を描いた学園ラブストーリー。悪くないんだけどなぁ...。Snow Manの渡辺翔太が大根過ぎる。


  


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2024年02月04日

アイのない恋人たち

テレ朝日曜22時枠「アイのない恋人たち」は遊川和彦のオリジナル脚本、福士蒼汰主演、アラサー男女7人がそれぞれにワケアリな恋愛観や家族の問題を抱えながらも出会い、触れ合い、愛し合おうとする物語。「日曜の夜ぐらいは…」の岡田惠和、「何曜日に生まれたの」の野島伸司、「たとえあなたを忘れても」の浅野妙子と脚本家重視のこの枠ですが今回は遊川和彦でした。好き嫌いの激しい遊川和彦脚本ですが私は正直好みではありません。社会風刺が効いたドラマなんですが癖がありすぎて観ていて気持ちの良い作風ではありません。とは言え「○○妻」「過保護のカホコ」「同期のサクラ」「35歳の少女」なんかは観てたんですよね。で、本作。ん~、今回は無しかなぁ、しんどそう。
  


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2024年02月03日

さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜

TBS系日曜劇場枠「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」は大島里美オリジナル脚本、西島秀俊主演。天才指揮者だった父親とそんな父を拒絶し音楽を嫌う娘が地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し親子の絆と人生を再生させていくヒューマンドラマ。15分で視聴除外、脚本演出とも苦手な感じ。大島里美脚本と言えば「凪のお暇」「妻、小学生になる。」が良作だったので期待してたんですけど、がっかり。オリジナル脚本はダメか!?

  


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2024年02月02日

不適切にほどがある!

TBS系列金曜22時枠「不適切にほどがある!」は宮藤官九郎オリジナル脚本、金子文紀演出、阿部サダヲ主演、昭和のダメおやじの不適切発言が令和の停滞した空気をかき回す意識低い系タイムスリップコメディ。今期一番楽しみにしていたドラマ。クドカン脚本x金子文紀演出と言えば「タイガー&ドラゴン」や「俺の家の話」の名コンビですね。今ではありえない昭和の不適切発言を今のドラマでコメディでやっちゃうっていうんだからドラマ設定だけでもわくわくしていた訳ですが期待以上に面白い。想像以上に今の時代ダメなやつのオンパレードだった。これ、よく地上波で放送できたなぁ、てかやれば出来るじゃん。最近のエンタメ業界はコンプライアンス重視で特に地上波のドラマでは制限が多い訳ですが、なんだかちょっとズレてるなぁと思う事も多いです。今作は行きすぎたコンプラに一石投じたようなドラマでこういった攻めたドラマが増えて欲しい。


  


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2024年02月01日

婚活1000本ノック

フジ系水曜22時枠「婚活1000本ノック」は南綾子原作小説のドラマ化、脚本連盟、福田麻貴(3時のヒロイン)主演、最新の婚活事情を通して登場人物たちをコミカルに描く奇想天外な婚活ラブコメ。1話観る限り悪くなさそうなので視聴続行。まさかの初主演の福田麻貴、過去作のチョイ役も割と良かったので期待。


  


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2024年01月31日

となりのナースエイド

日テレ系水曜22時枠「となりのナースエイド」は知念実希人原作小説のドラマ化、オークラ脚本、川栄李奈主演。新米ナースエイドが謎に包まれたイケメン天才外科医と奮闘する医療サスペンス物語。ドラマ設定は良さそうなのに脚本演出がイマイチ。川栄のキャスティングに期待していただけに残念。22時枠なのに深夜枠テイスト。


  


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